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京屋呉服店

京屋呉服店

「京屋呉服店」
戦後間もなく、ここ京橋で創業されました
現在は、創業者の先代さんの息子さんが二代目として、その信頼を受け継いでおられています。


今回、この記事を書くために取材をさせて頂きお店の3階にある、展示場に案内していただきました。
年に2回の展示会もここで行なわれるということでとても、落ち着いた雰囲気で
京橋の一角にこんな場所があったんだ〜と思うような夢のような空間でした。

京屋呉服店

あまり着物の知識の無い私でもそこにある着物が、素晴らしいものであることは感じることができましたしありふれた言い方ですが、本当に「目の保養」ができました。

お話を聞けば、日本の伝統産業である着物文化ですが色々な面で、その継承に難しい事はあるようですがこの、素晴らしい着物を見れば日本人として、誇りを持って伝統文化を受け継いでいかないと…と、強く感じました。

店主に、アルバムを見せていただきましたが
それは、ここで振袖などを購入された方が成人式などでそれを着て撮って、呉服屋さんに持って来られた写真がたくさん貼ってありました。
それを見ると、着物というものはやはり日本人の「晴れの日」の装いで、
喜びと共に着るものだなぁ…と
なんだか感動してしまいました。

藤娘きぬたや

この総絞りの振袖は、店主の一押しの着物で絞りの名門「藤娘きぬたや」さんの作品です。
とても私には手の届かない価格でしたが、それに値するほどの一種の風格のようなものを感じる振袖でした。
こんな振袖を着れる娘さんは、幸せですね♪

焼鴨葱

この帯は、今回見せていただいた帯の中で
私が、一番好きな帯です。
金地と銀地が色違いであって、その両方がとても豪華でありながらとても上品で、細かい刺繍の模様に、つい見入ってしまうようなとても美しい帯です。
こういう帯を、きりっと締める日本女性の美しさを熟知したようにも思え本当に日本の着物文化は素晴らしいと思いました。

この帯は、一昨年(2007年)に亡くなられた
山口伊太郎さんの作品です。

山口伊太郎さんの代表作では
源氏物語錦織絵巻」が知られており

この帯も、平安時代の几帳をデザインしてあり、その雅な雰囲気にひと時、平安時代の王朝絵巻を見る思いでした。

焼鴨葱

普段、私達が気軽に立ち寄れるのは1階の店舗ですが
そこにも、呉服屋さんらしい落ち着いた雰囲気があります。

焼鴨葱

店内には、くつろぎながら着物を選んだり店主とお客様が、気軽に話せるように、気の利いたスペースも用意されています。

店頭には、和装に必要な小物や履物やバッグ
季節にあわせて、浴衣や半纏等も取り揃えておられます。
ここにくれば、和装に必要なものはほとんど揃える事ができます。

取材時には、店頭で、価格も洋服程度の「洗える着物」も販売されていて
なかなか着物というものに袖を通す事すらない若い人も
こういうものから着物に慣れ親しんで
気軽に着物を着れるようになるといいなぁ…と思いました。

最後に…
店主は「呉服を扱う商売は信用が一番大事」とおっしゃっていました。
お客様との信頼関係、そして問屋さんとの信頼関係…
それなくしては、成り立たないということを今回改めて知ることが出来
信頼の糸で織られた伝統文化という
一枚の美しい着物を見させていただいたように感じました。

※2009年2月27日取材

京屋呉服店

■住所:大阪市都島区都島南通2−14−25
■電話:06-6925-5298
■営業時間:10:00 〜 19:30
■定休日:月曜日

 

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